2015.08.12

韓国特許法の改正の動向

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韓国特許法の改正の動向

韓国では今年、相次いで特許法が改正・施行されました。主要な改正事項は以下の通りです。
A.2015年1月1日施行の改正事項
 1.外国語PCT出願が、翻訳文主義から原文主義に変更
 2.明細書記載要件が簡素化(クレームを添付しなくても出願日が認められる)
 3.外国語書面出願制度の導入(英語のみ)
B.2015年7月29日施行の改正事項
 1.分割出願期間が拡大(特許決定書の受領日から3ヶ月)
 2.新規性喪失の例外 主張期間の拡大(補正可能期間、特許決定書の受領日から3ヶ月以内)
C.法律になり、早いうちに施行される改正事項
 1.付与後異議申立(登録後6カ月以内に特許取消理由を審判院に提出)
 2.共有特許制度の見直し(他の共有者の同意がなくても自己の持分全体を譲渡可能)
 3.無登録通常実施権保護制度の導入
 4.審査請求期間を5年から3年に短くする

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