2019.06.10
韓国における第4次産業革命に関連した技術分野の優先審査拡大
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韓国における第4次産業革命に関連した技術分野の優先審査拡大
2019 年6 月10 日から、韓国特許庁では第4次産業革命に関連した技術分野の優先審査対象を拡大しました。2018年4月24日から第4次産業革命に関連して優先審査の対象とした7 つの技術分野に対し、今回新たに追加された9つの分野においても優先審査の申請ができるようになりました。
2018年4月24日からの、
(1)人工知能(AI)、(2)モノのインターネット(IoT)、(3)3Dプリンティング、(4)自律走行車、(5)ビッグデータ、(6)クラウドコンピューティング、(7)知能型ロボット
の7 つの技術分野に対し、
2019 年6 月10 日から、
(8)スマートシティ、(9)仮想現実(AR)・拡張現実(VR)、(10)革新新薬、(11)再生可能エネルギー、(12)オーダーメイド型ヘルスケア、(13)ドローン、(14)次世代通信、(15)知能型半導体、(16)先端素材
の9 つの技術分野が追加され、16の技術分野となっています。
第4次産業革命に関連した優先審査は、先行技術調査の結果の提出が必要です。
庁費用として200,000ウォン(約21,000円)を支払うことで申請することができます。
韓国特許庁からの情報によれば、申請から特許登録までは平均して5.5ヶ月であり、一般的な場合よりも10ヶ月以上早く権利を獲得することができるそうです。
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